この世界は
暑い、暑すぎる。
少し暑すぎやしないかね。
初めまして。現在地方で貧乏学生をやっている、久城と申します。
本を生きる糧と信じる書痴の端くれです。
ところで、現在私が住んでいる鹿児島の気温、実に32℃。
ちなみに湿度は83%、降水確率は80%のこと。
まだ開けない梅雨の影響か、雨は降ったり止んだりしている。だからか非常に蒸し暑い。
昨日は研究室から帰還後、うっかりそのまま寝入ってしまい、目が覚めた時には熱中症一歩手前。吐き気と頭痛にコリャイカンと、しばらく悩んでクーラーを付けました。
貧乏学生なので、クーラーを付けるのにも悩みます。
それでも健康には代えられない。
というか熱中症で救急車を呼んだ時にかかる代金のことを思うと、このくらい安い出費だと財布を握り締めながら思う日々。
それにしても、年々暑くなっていませんかね。
そう思って見て見たのが気象庁。
1883年観測開始から現在2917年7月まで、実に100年以上もの気象データが詰まってる。すごい。
このページから、まずは地点を洗濯。その後、「データの種類」で「観測開始からの月ごとの値を表示」を押し、出てきたデータの七月の部分だけを切り取ってちゃちゃっとグラフに。Excel様様。
そして見てみる。ふむふむ。
確かに平均気温は上がって……上がって……上がってる?
なんとなく上がってる気もするので、それが気のせいか事実なのかを確かめてみる。
と言っても簡単。グラフ上で右クリックして「近似曲線の追加」を押すだけ。
理論としては「最小二乗法」というものを使っているのですが、説明だるいのではしょりましょう。簡単に言えば、測定値を直線や曲線で近似することができます。
さてこうして見れば一目瞭然。なるほど確かに気温は昔に比べて上がってる見たい。
そう言えば最近「地球温暖化」という言葉を聞かなくなりましたね。私が小学生の頃は物凄い重大テーマのように授業で聞かされていたのですが、はてさて。
しかしこういうデータを見てみると、未来に希望が持てなくなりそう。
だって来年はきっと今年より暑いんだ。来年がたとえ今年より涼しくても、きっと再来年は今年よりも暑いんだ。
来年は今年より暑くとも、せめてクーラーを躊躇なく付けられるくらいのお金が欲しいなぁ。
そんなことを思う久城でした。